ゼンハイザー(SENNHEISER)のノイズキャンセリング・BluetoothヘッドセットMM-450を乗り物で使ってみました
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JBLのスタジオモニター4333Bを愛用しているワタシのお薦め
【路線バス】
私は、ほぼ毎日路線バスを利用します。
もちろん乗っている間音楽を聞いていますが、今まで使っていたソニーのBluetooth(ブルートゥース)ヘッドセットDR-BT140Qでは、耳掛け式ということもあって、さすがにバスの騒音に混じって音楽が聞こえる感じだったので、、ゼンハイザー(SENNHEISER)MM-450 TRAVELのノイズキャンセリング機能にはとても期待していました。
実際に、ゼンハイザー(SENNHEISER)のBluetooth(ブルートゥース)ヘッドセットMM-450のノイズガードはとても効果的で、バスのエンジンなどの走行時に発生する音はかなり軽減され、音量をそれほど上げなくても聴きやすくなります。
ただし、予想外の副作用も発生しました。
いつも利用している路線バスは車両も古い感じで、路面からの振動がそのままガタガタと伝わってくる感じです。
この振動に同期するように「ゴソゴソ」あるいは「ボソボソ」といった、ちょっと表現しづらいノイズとなって聞こえてきます。
ノイズガードをオフにするとバスの騒音は大きくなりますが、このノイズは発生しなくなるため、ノイズガードを使用するかどうか、非常に悩ましいところです。
まだ試していないので分かりませんが、この雑音の感じから高速バスなどの振動の少ないバスでは問題ないものと思います。
【JR在来線】
山陽本線の各駅停車を長時間利用したのですが、この電車の騒音軽減にも非常に期待していました。
当然、走行の際の騒音は必要十分な感じでカットされ、快適になります。
ところが、山陽本線の各駅停車は古い車両が多いようで、線路の継ぎ目のガタゴトした振動がストレートに伝わってきます。
そうすると、路線バスの時と同じように振動に同期して雑音が混入し、耳障りです。
路線バスと違うところは、ノイズガードがオフだとそれ以外の騒音も大きいので、山陽本線各駅停車に関しては、ノイズキャンセリングを利用したほうがまだ快適でした。
【新快速】
姫路から目的駅まで新快速を利用しましたが、さすがに新快速は車両も綺麗だし、振動が非常によく抑えられています。
こういった環境では、ゼンハイザー(SENNHEISER)ゼンハイザー(SENNHEISER)のBluetooth(ブルートゥース)ヘッドセットMM-450は最も効果を発揮すると思います。
例えば線路の両側に壁があるような場所でも、走行音とトンネルを通過するような騒音も、あたり前のことですが全く消えるということはないものの、とても効果的に抑えられ快適に音楽を楽しめます。
【新幹線】
ゼンハイザー(SENNHEISER)のBluetooth(ブルートゥース)ヘッドセットMM-450は、新幹線ののぞみや同系列の列車に最適のヘッドセット/ヘッドホンと思います。
大きく突き上げるような振動がないので路線バスや山陽本線各駅停車のような雑音も発生しません。
走行音も殆ど気にならない程度に低減されますし、トンネル通過中も音楽が騒音に埋もれて聞こえなくなるということはありません。
駅が近づき減速している時には、リニアモーターカーはこんな感じかも、と思えるくらいの静かさに驚きました。
仕事で新幹線をを利用して移動する機会が多い方には最適だと思います。
ただし、こだまの中でも古い車両のものは振動からくる雑音が若干発生することもあります。
このノイズガードの機能は音楽を再生しなくても働きますから、例えば静かに本を読みたいとか、騒音に邪魔されずに寝たいというときは音楽を再生しないで、ノイズガードだけオンにしておくという利用法もアリだと思います。